水素は、私たちの生活のありとあらゆるところで利用されています。しかし世間一般に、水素は危険というイメージがついて回っています。これは、昔にアメリカで発生した水素ガス飛行船の爆発事故に由来しています。そのせいで水素と言えば、爆発だと考える人は非常に多いです。
しかし、水素は基本的には安全性の高い気体であり、正しく利用すれば危険性は非常に少ないです。そして、水素を正しく利用するためには、水素計測器を用いた水素濃度測定が必要不可欠なのです。こちらでは、正しく知っておくべき水素の安全性と、水素測定のシチュエーションについてご紹介します。
水素は基本的には危険性が少なく、安全性の高い物質です。まず、水素と爆発を関連付けるようなイメージを植え付けた爆発事件についてですが、事故の原因は爆発ではなく、引火性の高い塗料と燃料における火災であると判明しました。
もちろん、水素には空気と混ざると燃えやすいという性質を持っていますが、燃料として利用する上で、この特性はガソリンや灯油、天然ガスなどと同じです。そのため、水素のみが特筆して危険であるということはありません。
また、それらの危険性の高い燃料において水素は比較的安全な部類です。水素は気体であり、空気より軽いため大気中に漏れても空中へ拡散していきます。仮に水素によって火が出たとしても、それは空中に霧散していくので、別の何かに燃え移る心配はありません。ガソリンなどは火の広がりを危惧する必要がありますが、水素に関してはそういった心配は必要ないのです。
もちろん、安全性に絶対はありません。しかし、水素を社会や暮らしに取り入れるために安全確保に関する実験などの取り組みが多くされていることもあり、環境自体は水素を安全に取り扱える方向に進んでいます。安全性に関しては、問題がないと考えていいでしょう。
ですが、それは燃料として水素を用いる場合の話であり、他にも水素は多岐にわたって利用されています。代表的なものが、「水」です。飲料水やお風呂などの私たちの生活に水は欠かせません。そして、これらが安全な状態で利用出来るのは、含まれている水素濃度が厳密に管理されているからなのです。
アプリクスでは、水素濃度を測定するための水素計測器を販売・レンタルしております。見積もりも承っておりますので、気軽にお問い合わせください。
水素水が安全に利用出来ているのは、水素計測器を用いた厳密な水素濃度管理が行われているからです。水素イオン指数のことをpHと表記し、これは水に溶存している水素の量を0~14までの間で表したものです。0に近いほど水素が多く酸性となり、14に近づくにつれ水素が少なくアルカリ性となります。このpHはどういった場面で測定を行うのでしょうか。
水道から出る水には、pH基準値が定められており、その範囲内になっているか管理をしなくてはいけません。中性に近い値にしなければ人体に影響が出る可能性があるので、測定器を用いた測定は必須です。
こちらも基準が定められており、pHが基準の範囲内に達しないときは使用を取りやめるなどの措置を取らなければいけません。
こちらもプールと同様に、人体に影響が出ない値にpHを調整しなくてはいけないので、基準外の場合は使用することが出来ません。水素を「水」として利用するとなれば、水素計測器を用いた測定は必要不可欠です。
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消費者として水を利用する場合は、水素測定された信頼性のある水ばかりなので、水素測定の必要はありませんした。しかし、飲料水を供給する立場や、水を使った施設を運営する場合などには、水素濃度を徹底して管理し、安全な状態に保たなくてはなりません。
アプリクスでは、水素計測器の販売・レンタルを行っております。これから水に携わる事業を開始する場合や、水の安全性を調べたい場合などには必要不可欠なアイテムです。見積もりも受け付けておりますので、お気軽にお声がけください。
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